入れ歯に慣れるにはどうする?入れ歯に慣れるためのコツを解説
▼目次
初めて入れ歯を使用する際、多くの方が「違和感がある」「噛みにくい」「発音しづらい」といった戸惑いを感じることがあります。入れ歯は天然の歯と構造が異なるため、慣れるまでにある程度の時間がかかるのが一般的です。ただし、日常生活の中で少しずつ慣れていくための工夫を取り入れることで、違和感を軽減することができます。今回は、入れ歯に慣れるまでの一般的な期間や、日常生活に取り入れやすい工夫、慣れにくい原因とその対処法について解説します。
1. 入れ歯に慣れるまでの期間と順応の流れ
入れ歯は装着してすぐに違和感なく使えるわけではなく、ある程度の調整期間が必要です。個人差はありますが、以下のような段階を経て少しずつ慣れていくことが多いとされています。
①装着初期(1〜2週間)
入れ歯をつけ始めた直後は、違和感や異物感を強く感じやすい時期です。歯ぐきや頬の内側に擦れが出ることもあり、痛みを感じることもあります。無理をせず短時間から装着を始め、徐々に使用時間を延ばしていくことが大切です。
➁食事の慣れ(2〜4週間)
柔らかい食べ物から始めて、少しずつ硬いものへ移行することで、噛む力のバランスがつかめるようになります。最初は一口の量を少なめにし、左右均等に噛むことを意識するとスムーズです。
③発音への慣れ(1か月前後)
入れ歯は舌の動きに影響するため、発音しづらいと感じることがあります。大きな声で本を読むなどの練習を繰り返すことで、徐々に話しやすくなっていきます。
④見た目と表情の慣れ(1〜2か月)
入れ歯を入れることで口元の表情が変わると感じる方もいますが、筋肉が入れ歯に適応していくことで、自然な表情が戻ってくることもあります。
⑤全体的な順応(約3か月)
個人差はありますが、3か月ほどで食事や会話に支障が少なくなり、入れ歯のある生活に慣れる方もいます。あくまでも目安と考え、焦らずに調整していくことが大切です。
入れ歯は装着直後からすぐに馴染むものではありませんが、段階的に慣れていくことで、日常生活の中でスムーズに使えるようになっていきます。
2. 入れ歯に慣れるコツと生活の中でできる工夫
入れ歯を無理なく使い続けるためには、日常生活の中でのちょっとしたコツや工夫が役立ちます。
① 食事の工夫
入れ歯に慣れるまでは、やわらかいご飯や煮物などを中心に摂るとよいでしょう。硬いものや粘着性のある食べ物は外れやすいため、避けるのが無難です。
➁噛み方の工夫
片側だけで噛むと入れ歯が浮きやすくなります。左右均等に噛むことを意識し、一口の量を少なめにしてゆっくり噛むよう心がけましょう。
➂会話の練習
入れ歯は舌の動きに影響を与えるため、発音しづらく感じることがあります。新聞や本を声に出して読むなどの発声練習を行うことで、発音が安定しやすくなります。
④清掃と保管の習慣
入れ歯は食べ物のカスが溜まりやすいため、毎日の清掃が欠かせません。専用のブラシや洗浄剤を使い、就寝時は水に浸けて保管することで清潔を保ちやすくなります。
⑤定期的な調整
歯ぐきや顎の形は徐々に変化するため、定期的に歯医者で調整を受けることが大切です。違和感がある場合は我慢せず、早めに相談することで使い心地を保ちやすくなります。
このような工夫を取り入れることで、入れ歯のある生活にも自然に馴染みやすくなるでしょう。
3. 入れ歯に慣れないときの原因と相談のタイミング
入れ歯を使用しても違和感や痛みが続く場合、いくつかの原因が考えられます。無理に我慢せず、状況に応じて歯医者に相談することが大切です。
①入れ歯の適合不良
入れ歯が歯ぐきや顎の形に合っていないと、痛みや外れやすさの原因になることがあります。歯ぐきに赤みや傷がある場合は、調整が必要なサインといえるでしょう。
➁噛み合わせのずれ
上下の歯の当たり方が合っていないと、噛みにくさや顎の疲れを感じやすくなります。長時間の使用で頭痛や肩こりが起こることもあるので注意が必要です。
➂顎や口の筋肉の負担
入れ歯は新たな筋肉の使い方を必要とするため、最初は疲れやすくなることがあります。数週間たっても違和感が強い場合は、入れ歯の形状や高さが影響している可能性も考えられます。
④清掃不足や炎症
清掃が不十分だと細菌が増え、口内炎や口臭などの原因となることがあります。違和感の一因として清掃不足が関係していることもあるため、入れ歯の洗浄習慣を見直すことが重要です。
⑤体調や口腔環境の変化
糖尿病やドライマウス(口の乾燥)などの持病があると、入れ歯の使用感に影響を与えることがあります。唾液の分泌量が少ないと、入れ歯の安定が損なわれることもあるため、全身の健康状態を見直すことも必要です。
入れ歯に違和感がある場合は、必ず何らかの理由があります。自己判断で我慢するのではなく、歯医者に相談することで、より良い状態で使い続けられる可能性があります。
4. 那珂市の歯医者 吉川歯科医院の入れ歯治療
茨城県那珂市の歯医者 吉川歯科医院では、歯を失った方に対し、入れ歯・インプラント・ブリッジなど複数の治療法から、患者さま一人ひとりに合った最適な方法をご提案しています。
歯の欠損を放置してしまうと、噛み合わせのズレや、残った歯への負担が大きくなり、将来的にさらなるむし歯や歯周病、顎関節への影響を招くことがあります。そのため、早めの対応と適切な治療選択がとても重要です。
<吉川歯科医院の入れ歯治療の特徴>
①自然な見た目と快適な装着感を重視
従来の入れ歯にありがちな「違和感」や「目立つ金具」のお悩みを軽減するため、ミラクルデンチャーやMTコネクター、軽くてフィット感に優れたノンクラスプデンチャーといった特殊義歯にも対応しています。
②関東でも珍しいMTコネクター対応医院
MTコネクターは、金属バネを使わず歯肉にしっかりとフィットする構造で、審美性・安定性・快適性を重視した新しい義歯です。見た目が気になる方や、外科的手術を避けたい方にもおすすめです。
③他院で作った入れ歯の再調整にも対応
「入れ歯が合わない」「すぐ外れる」などのお悩みにも丁寧に対応。必要に応じて新たな入れ歯の製作も行い、長く快適に使える義歯治療をサポートします。
那珂市・常陸太田・東海村エリアで現在お使いの入れ歯に違和感がある方、インプラント以外の治療法を検討したい方も、お気軽にご相談ください。
5. まとめ
入れ歯は慣れるまでに時間がかかることが多く、特に最初の数週間から3か月ほどは違和感や噛みにくさを感じやすい傾向があります。しかし、日常生活での工夫や定期的な調整を行うことで、少しずつ自然に馴染んでいきます。もし強い痛みや不具合が続く場合には、入れ歯の適合や噛み合わせに問題がある可能性があるため、早めに歯医者へ相談することが大切です。
茨城県那珂市で入れ歯に関するご相談を希望される方は、吉川歯科医院までご相談ください。
監修:吉川歯科医院 院長 吉川 一郎
〈経歴〉
- 昭和大学歯学部(現:昭和医科大学歯学部)卒業
〈所属学会〉
- 日本一般臨床医矯正研究会
- 日本臨床歯周病学会
- 近未来オステオインプラント学会
- 日本小児矯正研究会